1. ScratchJr について
ScratchJr(スクラッチジュニア)は、5 歳〜7 歳の子どもたちを対象に開発されたビジュアルプログラミング環境で、iPad もしくは Android タブレットでのみ利用可能になっています。
2. 歴史
ScratchJr は、名前にもある Scratch に触発されて Scratch の対象年齢よりも小さな子どもたち(7 歳以下)をターゲットにタフツ大学のDevTech Research Group、MIT メディアラボのLifelong Kindergarten Group、Playful Invention Companyの共同で開発されました。
詳しくは、公式サイトの「ScratchJr について」をご覧ください。
3. 特徴
ScratchJr には以下のような特徴があります。
- 対象年齢は 5 歳〜7 歳。
- プログラムを作るための「命令」がブロック型になっていてすべての操作を指先だけで(マウスを使わずに)できるようになっています。
- Scratch と違い、ScratchJr は横(水平)方向にブロックを並べる形式です。
- ブロックの種類が少なく Scratch よりもできることが少ない反面、小さなお子さんにもわかりやすくなっています。
4. 利用方法
ScratchJr は、タブレット用のアプリとして提供されており iPad もしくは Android タブレットで利用できます。いずれも無償です。
5. 参考情報
公式ドキュメント
ScratchJr の公式サイトに ScrathJr で使えるブロックの説明などが掲載されています。
関連ドキュメント
こちらのドキュメント(web サイト)は公式のものではありません。最新の情報ではない可能性がありますので、ご注意ください。
動画
- 5 才からはじめるすくすくプログラミング こちらは以前 Udemy で公開されていたものが転載されたものです。
書籍
6. よくあるご質問
Q. 今、7 歳の子がいますが対象年齢を考えれば Scratch ではなく、ScratchJr から始めるのが良いでしょうか?
A. 対象年齢の設定としては、ScratchJr が 5〜7 歳、Scratch が 8 以上となっていますが、厳密に気にする必要はありません。どちらもやってみて、気に入った方を続けてみてください。
7. スタッフからのコメント
ScratchJr は、Scratch に比べると書籍もその他の情報も多くはありませんが、タブレットがあれば手軽に始められるプログラミングツールですので、iPad や Android タブレットをお持ちであれば、まずはダウンロードして試してみることをおすすめします。